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Blog / Kawata Precision Sheet Metal Processing.jp

製品紹介や技術について発信しています

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精密板金加工の主な工程

図面作成から試作・量産・組み立てまで、全ての工程を
「精密板金加工.jp(株式会社カワタ)」で、一貫して対応しています。
「モノづくりへの想い」で40年以上やってきました!

精密板金加工の主な工程は、板金の素材を加工して、精度の高い部品や製品を
作り上げる一連のプロセスになります。

一般的には、以下のような工程が含まれます。

@ 設計・図面作成、材料の選定

カワタのモットーは、“最適な製品のご提案“です。
メーカー様とのコミュニケーションが必須であり、相互の信頼関係を得る製品提供が
使命となります。

このスタートは、丁寧に行うことが双方のメリットとも言えます。

加工側として、ここがしっかりできていないと、後の工程すべてに影響が出てしまいます。
図面で寸法が間違っていたり、加工方法が不適切だったりすると、最終的な部品が
合わなかったり、加工に無駄が生じたりします。

板金の特性を理解して、できるだけ効率的に加工できる形状を考えることが
ポイントとなります。

また、板金の素材選定も非常に重要です。
耐久性や強度、加工しやすさを踏まえて選ばなければなりません。
厚さや材質によって、加工方法が大きく変わることもあるので、ここでの判断が
後の加工工程に直結します。

A 切断

材料を、必要な大きさや形に切り出します。
切断方法にも、種類があります。

B 曲げ(ベンディング)

板金を、所定の角度で曲げる工程です。
プレスブレーキを使用して、板金を曲げます。精密な角度調整が求められます。

C 絞り(ディープドロー)

板金を型に押し込んで、深いカップ状の形に成形する工程です。
特に筒状や、ボウル状の部品を作る際に使用されます。

車のヘッドライトやテールライトのカバーは、曲線を多く含んでおり
絞りが得意な加工方法です。

D 溶接

複数の部品を結合するために、溶接を行います。
TIG溶接やMIG溶接など、目的に応じて適切な溶接方法を選択します。

E タップ(ねじ切り)

板金に、ねじ穴を作る工程です。
タップを使って、ネジがしっかりと締まるように加工します。

F 研磨・仕上げ

加工後の表面を滑らかにし、仕上げます。
バリ取りや表面の平滑化、仕上げ研磨などが行われ、製品の品質向上や美観が整えられます。

G 表面処理

板金製品の耐食性や耐久性を高めるために、表面処理を施します。
メッキ(亜鉛メッキなど)、塗装、アルマイト処理などが一般的です。

H 検査・品質管理

完成した部品や製品の寸法精度や表面の品質、機能性などを検査します。
高精度が求められるため、三次元測定機や目視検査などを行い、品質を保証します。

I 組立て

最終的に、複数の部品を組み立てて製品として完成させます。必要に応じて
ネジ締めや、その他の固定作業が行われます。

精密板金加工では、これら全ての工程が必ずしも必要というわけではありません。
部品の仕様や最終的な用途によっては、溶接や仕上げ加工が省略されることもあります。

例えば、複数の部品を組み合わせて製品を作る場合は溶接が必要ですが、
1枚の板金で完結する部品や、組み立て不要な単独部品では溶接は行わないことが多いです。
組み合わせる部分が、ネジで締めるだけの構造の場合であれば溶接を省略できます。

ねじを使わない部品、もしくは接合する必要がない場合、タップ加工は不要です。

設計によってはボルトやナットではなく、リベットやクリンチング(圧接)など
別の方法で、部品同士を接合することもあります。

また部品が見えない部分で使用される場合や、外観の美しさが要求されない場合、
バリ取りや研磨は、省略されることがあります。

特に機械内部に組み込まれる部品などは、機能的には十分であれば仕上げを
簡素化することができます。

部品の用途や要件に応じて、これらの工程は必要最小限に絞り込むことができ、
結果、無駄なコストや時間を省くことが可能になります。

そのため、やはり設計段階で部品の最終的な用途や仕様をよく理解しておくことが
効率的な加工に繋がっていきます。

逆に部品が要求する精度や耐久性、外観に応じて、これらの工程が非常に重要になる
場合もあります。

そのあたりをうまく見極めることが、精密板金加工のコストや納期に大きな影響を
与えるポイントになります。

一緒に世界をよりよくする製品を作っていきたいと思っております!
お困りのことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

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