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製品紹介や技術について発信しています
精密板金加工.jpは、埼玉県川越市にある株式会社カワタが運営しております。
鉄・ステンレス・アルミ・銅・真鍮(しんちゅう)・樹脂の精密板金加工にご対応いたします。
ステンレス鋼には、大きく分けて5つの種類があります。
当社では、オーステナイト系ステンレス鋼であるSUS304を精密板金加工に使用しています。
その特徴として、以下の点が挙げられます。
SUS304は高い延性を持ち、引っ張られたときに破断するまでにかなりの量が引き伸ばされます。
このため、曲げや圧延、引抜きなどの加工がしやすく、複雑な形状にも対応可能です。
精密な部品や、細かな加工が求められる製品に広く使用されています。
また高温や冷間での加工が可能で、熱処理を施さなくても強度が高いという特性があり製造工程の簡素化にもつながります。
ただし熱膨張が大きいため、加工時の寸法管理に注意が必要ですが
切削性や溶接性に優れているため、精密な寸法管理を行いながら加工が可能です。
18%のクロムと8%のニッケルを含み、この成分により表面に酸化皮膜(不動態皮膜)が形成されます。
この酸化皮膜は非常に安定しており、湿気や酸、アルカリなどの化学薬品から鋼材を保護します。
一般的なステンレス鋼(SUS201やSUS430など)に比べて、
特別な表面処理を施さなくても錆びにくく、耐食性が非常に高いという特長があります。
海水や酸性・アルカリ性環境でも、比較的長期間にわたり安定した性能を維持します。
SUS304は、非磁性です。
この特性は、特に電子機器や計測機器、精密機械などの部品製造において重要です。
磁性があると計測や精度に影響が出るため、非磁性であることは大きな利点となります。
ステンレス鋼の中でも、比較的コストが安定しており、製造コストを抑えつつも高品質な部品を作ることができます。
特に、大量生産やコスト重視のプロジェクトで選ばれることが多いです。
硬度が比較的低いため、研磨や仕上げ作業がしやすいです。
これにより、製品の表面品質が向上し、見た目や手触りが重要な製品にも適しています。
耐食性、強度、加工性が相まって、非常に幅広い用途に適しています。
家庭用機器、産業機器、建材、食品業界、化学工業など、様々な分野で使用されています。
これらの特性により、SUS304は非常に多くの分野で利用されており信頼性の高い材料とされています。
硬度が低くて加工しやすいという特性がありながらも、延性や摩擦、熱膨張の影響で加工が難しくなる場合もあります。
しかし、当社は長年の経験を活かし、これらの課題を乗り越えています。
私たちの強みは、企画開発から設計、製造までワンストップで対応できることです。
この一貫したプロセスにより、品質の向上、納期の短縮、コスト削減、柔軟な対応が可能になります。
アイデアを形にし、多くの方々に喜ばれる製品をこれからも製造していきます。
お困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。